はいじどう、ぜんじどう。

なんでも自動で出来る時代になると思ってたらそうでもなかった。

発見こそ成長だ

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ずっとこの顔してて曲が耳に入ってこなかった

先日、ラルクの大阪公演に行かせていただきまして。
緊急事態宣言下での不必要な行動は私もしたくないので、仕事と抱き合わせで行ってきました。久しぶりの関西です。ほないっとこか。

 

セットはコロナでツアー後半から中止になってしまったMMXXのものをうまく流用して、付け足したり差し引いたりしながらマイナーチェンジしたセンターステージでした。

センターステージの良いところは、どこから見てもほぼ平等に近く感じられるというところや、客席面であるアリーナまで照明の光源として使えるというところだと思います。これは本当に効果的です。アリーナにいる人たちは本人たちをより近くに感じられ、スタンドにいる人たちは会場全体が照明計画されている中に没入できるので、これはこれで物凄く贅沢な気持ちになれるというわけですね。

こんなご時世にライブだなんて、けしからん!という声も聞こえてきそうですが(特に私は貧乏なのでこういうものに参加するときは食費からがんがん削ります)結局何か刺激になるものをインプットしないと普段の生活だけでは仕事でアウトプットできないんです。言い訳ですね!その通りです。

 

もとより今の仕事に進んだきっかけはライブステージですので、照明や可動の機構は見れるだけ見ます。これが楽しいんです。今回はどんな新しいものがあるだろう?どういう仕掛けがあるだろう?どんな素材のものがあるだろう?そういう視点で見ることが多いんですけど

まさかあんなものがあるとは思わなかったですよね

確かにこういう演出のあるライブは久しぶりでしたが、その間にも技術は進んでいるんですよ。なんだこれ見たことない!!っていうドットイメージ(というのだろうか、それすらも危うい)の進化版を見ることができまして、それが出てきた瞬間から引っ込むまでずっと冒頭の顔してました。
チケット保持者(私は同行者)が隣で「あれはなんだ!?どうなっている?」とジェスチャーしてて、ようはこういう風になっていてタイミングでこうしてるんじゃないか・・みたいなことは分かるものの私も見ていて何がどうなっているかまったくわからない。終演後に「きっとこういうことだ、そしてあの光源はこうなっているはずだ」という議論をしたものの、答えが導き出せないままに東京に帰ってきました。同業者とこういうのに行くと、だいたい同じところを見てて同じように疑問を感じて同じように素材のことばっか考えたりしてます。でも終わった後に細かく話が詰められるのも同業のいいところ。今回はこの「謎の照明」の話で盛り上がりました。普通に楽しめないのか。

 

で、検索したり業者さんに聞く時間がなくて今日まで放置しているんですけど、いまだにわかりません。これから調べる余地アリです。こういう面白い発見が仕事にもつながったりしますし、個人的にはためになるのですごく良いんですけどやっぱりどこか地方に出かけるのはまだ怖いですね。
このドットイメージ進化版(仮)に関しては、他のアーティストの公演などで見られることを切に祈っています。本当に素敵なので。というか、どうなってるのかわからないからそこをまず解明したい。今はその気持ちでいっぱいです。