はいじどう、ぜんじどう。

なんでも自動で出来る時代になると思ってたらそうでもなかった。

Go To トラベルキャンペーンはてさて(続報)&猫のお留守番事情

そもそもこんなキャンペーンしなくても、行ける人が行きたい時に行ける場所に行けばいいんじゃないかと思っている立場としては賛成しているわけではありません。が、国が打ち立てたキャンペーンなので、この連休で行った宿屋さんからはご丁寧にも「これがあれば申請ができるはずですので」と、色々な物を渡していただきました。

旅行代金の35%にあたる金額をキャッシュバック、残り15%を地域振興券のような観光地先で使えるクーポンなどにして付与していくようですね。

私の場合ですと、今回の旅で大体12000円弱が還ってきて5000円程度のクーポンが来るようなイメージでしょうか。東京発着を今回のキャンペーンから外したことにより、都民から不平不満の声がちらほら聞こえてきますが、正直なところ埼玉・神奈川・千葉あたりも外してよかったんじゃないかと思います。ここら辺の人たちは「行くにはこっちにも向こうにも負担がかかる」と分かっているので(わかってないような人が不平不満を言うんです)今は行かないべきか、それとも一人か二人で最大限きちんと管理した上でなら現地にお金を落とすべきか、きちんと見極めて行動するべきだと心得ています。と、いうことが今回の旅でもわかったので先日の旅の報告の続きといきましょう。

今回も行ってきたのは日光です。

前回は一泊だったのでほぼどこにも行けず(しかも超土砂降り)でしたが、今回はようやく東照宮をぐるりと見て回ることができました。

安定して東武線は人が少なく、この連休でも満席ということはまずありませんでした。1車両2〜3割程度の乗車率という感じでしょうか。雨が続く予報だったこともあり、連休にしては今回も人はかなり少なかったように感じます。

 

宿屋さんに到着して、帰るまでの間に下記のようなものを渡されました。

f:id:Heidi_yamada_1010:20200727160653j:plain

書類を色々と渡されました

いや実はこれを渡されるまで、忘れていたんですよこのキャンペーンの存在を。

そういえば世間でGo Toだの東京都だけ仲間はずれにされてるだのとワイワイやってるなぁというのは知っていたんですが、そんな恩恵(?)必要ないと思っていたんで渡されて逆にびっくりでした。ただ、これを頼りに来ている人がほとんどのようで(そりゃそうだ)宿の方にもどうやればいいのかと帰りがけに問い合わせが多くあるんだそうです。そんなのは恩恵を受けたい本人が自分の力で調べりゃいいだけの話です。宿屋さんも混乱している中で懸命にこういうものを用意されているので、あまり迷惑をかけてはいけません。自分で調べましょう。

f:id:Heidi_yamada_1010:20200727155539j:plain

宮大工さんにお話を聞いてみたいです

さすがに東照宮はそこそこ混んでいたような印象です。

東照宮といえば三猿が有名ですが、やっぱり眠り猫ですよね!通りすがりだから一瞬ですけど!(一瞬すぎてうまく写真に残せず)

仕事柄、ここはこういう素材でこういう組み方でできている、とか、漆でこんな風にやっているのだろう、という見当はつくのですがこのですね、なんでしょうね、もう言葉にできないんですよねすごさが。わ〜すごいね〜細かいね〜綺麗だね〜(語彙力無)ってなっちゃうんですけど、これを造形として作り上げるその時間・労力・技術、どれだけの人員が結集したらできるのだろうかとか、本当にいろんなことを考えさせられて、あちこちで足をとめてしまいました。陽明門も素敵ですが、わたしの一押しは唐門です。いやもう1日見てても絶対飽きない。これは人生で一度は見るべき彫刻、造形物だと思います。行くことがなさそうだよっていう方は是非画像検索だけでもしてみてください。

 

日光に行くとよく見かけるのが「湯葉」「水羊羹」の二つで、食べ物でいうとこれが完全に名物になっています。あとはたまり漬けかな?おしゃれなカフェなんかも多くあります。

今回はこんな食事をいただきました。

f:id:Heidi_yamada_1010:20200727155550j:plain

湯葉は大好物ですいええええああああ

全部湯葉やん。(感動)

美味しくいただきました、有難うございました。やっぱりこういう食事はね、東京ではなかなかいただく機会がありませんので。

 

で、結局こういう旅に来ているのはどういう人たちなのか、どんな思いで来ているのかというのを片耳すませてあちこちで聞いてみるとですね。「羽伸ばしのちょうどいい機会にたまたまGo Toがあった」「積極的にGo Toを使って来ようとは思ってなかった」「Go Toきっかけに、なんとなく遠い場所や離島は世間の目も含めて厳しいけど関東圏内なら少しは出かけようという気持ちになった」「潰れる店が多いのは心が痛い」みたいな会話が聞こえてきました。まぁみなさん同じような感じです。中には4〜5人できゃっきゃわいわいやってる若者も見受けられましたが、もう、ごくごくわずかです。基本は2人ないし3人(夫婦と子供、というパターンが多い)。少人数で、ゆるゆるとお散歩がてら来ましたという感じでしょうか。

 

そんなこんなで終了した連休の旅でしたが、どこも手厚く出迎えてくれるんで本当に嬉しかったですね。感染は怖いとはいえ、やはり現地で飲食店を営む方々にとっては良いことなのでしょうか。

私のようなライブ遠征を糧に生きているような人間にとって今は本当に苦しいときなのですが、8/16の清春さんはライブを(今の所)通常通りやられるそうなので、久しぶりに地方に飛ぶ予定が出来そうです。「誰も感染させない」、だからこそ「来れる人は限られた条件(体調など)」で、ということなのですが、これが成功すれば徐々にいろんなことができるようになってくると思います。

 

余談ですが、猫どないしとんねんていう話をしておきましょう。

猫は2泊3日であればお留守番は全然可能です。

仕事柄徹夜現場なんかは普通にあるので、丸一日いないのはよくあることだし当然だということを普段から彼らはわかっています。私も全く心配しません。2泊3日は多少心配にはなりますが、基本的には大丈夫なのがわかっているので問題ありません。

3泊4日くらいは余裕でいけると思いますがそれくらいになると心配になっちゃうので限界ですね。それ以上になるようだったら、信頼できる人に鍵を預けて餌や水の様子を見てもらいます。ホテルには基本的に預けることはしないほうが、本ニャンたちのためでもあるでしょう。新鮮な水が出てくるような機械それぞれ分・時間によって分量通りに餌が出てくる機械それぞれ分、そしてトイレ。これが最低限しっかり整っていれば、彼ら彼女らはお留守番してくれます。帰ってきたときになんとなく機嫌悪そうにしてたり、やたら甘えたりしてきますが笑、それは当然のことなのでしっかり構ってあげればご機嫌を取り戻してくれます。

家のなかはそこそこ汚くなりますが笑、これも仕方ないことなので片付け終わるまでが旅の続きという感じです。

ご参考までに。

 

追記

基本的に匂いが少しでも外に漏れるものは置いておくのはNGです。
猫にとって食べてはいけないものもありますし、こっちも食べられて困るものがあるわけなので、心配なものは全部棚の中か冷蔵庫に入れて出かけましょう。

最近私は、少ししか使っていないちりめんじゃこを見事完食されました。